このドラマを見るにあたり、テレビ朝日で人気のシリーズ・科捜研の女をイメージしていると精神的ダメージを受ける可能性があります。

正確には、日本の刑事モノを前提に見始めるとかなりの衝撃を受ける…と思ってください。

理由は、いくつかあります。

・事件現場が、非常にリアルに表現されている(ウジ虫の湧く死体、それらを踏み潰すシーンなど)・死体の見た目が、非常にリアルに表現されている(焼死体、変死体、水死体、腐蝕死体など)・検死のシーンも、本格的なので外科手術をモザイクをかけずに見ることに・ジグソー級に、グロテスクであったり過激な表現があります。

これらを、しっかりと覚悟し、それらを直視できる人が見ることを許される濃厚なドラマです。

裏を返すと、日本の刑事ドラマに物足りなさを感じる人には打って付けという事です。

刑事ドラマへ、よりリアルを求めるツウな人はどハマりすること間違いありません!アメリカのドラマだからといって、必ずしも激しい銃撃戦が繰り広げられるでもなく。

必要に応じて、対応策として銃撃戦が行われる感じです。

最大の見所は、現場証拠と現場状況を基礎に「考察と検証」を重ね。

あくまでも、理論的、科学的、時に犯罪心理学、被害者や加害者とのコミュニケーションで得た証言を基に事件を解決していく様が、とても重厚で面白いドラマです。

同時に、アメリカ社会の抱える社会問題(人種問題や銃社会における歪、そして薬物と猟奇殺人犯)を明確にあぶり出す手法は天晴れとしか言いようがありません。

当然ながら基本スタンスは、事件解決をメインにしつつも各キャラクターの人間関係や抱える問題にも焦点を当て、ヒューマンドラマの部分を垣間見ることができる良質なドラマです。