ネタばれにならない程度にあらすじから、高校で科学の教鞭をとるごく普通の中年男性教師が、ある日突然、末期ガンを告知され自分の余命が長くないことを知り、妻と子どものために科学の知識を応用して違法薬物の製造・売買でお金を残そうと考える…といった形でストーリーが進んでいきます。

見終わった感想としては、非常に見ごたえがありました。

とにかく人物描写と心理描写が素晴らしく、主人公の家族や違法薬物の売買に関わる人々の実情や、犯罪者をを身内にもつ人々の心理状況など、かなりリアリティーがあってどんどん世界観に引き込まれました。

最終話を見終わったときに感じた達成感と虚無感の入り混じった感覚は今まで味わったことのないものでした。

見どころは、やはり主人公の男性が違法薬物に関わり始めてからの心理状況の微妙な変化と、主人公を取り巻く人物のキャラクターがとてもしっかり表現されていて、非常に感情移入しやすかったところです。

善・悪の基準を考えさせられるとても良い作品だと感じました。