ウォーキングデッドはウォーカーと呼ばれるゾンビが蔓延る世界で、リックを主人公とする人々の人間ドラマを描いています。

ゾンビ物の映画ならばアクションやホラー感を強いものが多いのですが、この作品は主にゾンビに囲まれて生活する人々の不安や人間関係を描いているので、ド派手なアクションやホラーを望む人には向いていないのかもしれません。

しかしその物語の本質は、人々の成長や裏切り、極限の状況での人対人のドラマなのです。

私はこの作品を通して感じたのは、普通のゾンビ映画は何も考えずに流し見しても楽しいのですが、このウォーキングデッドは自然と集中しながら見てしまうような、没頭してしまう作品です。

一人ひとりのキャラクターがしっかりしていて、見ていて腹が立つようなキャラ、死んでほしくないと願うようなキャラ、純粋な気持ちになって観れます。

シーズンも長く続きますが、やはり思い入れが深いキャラクターが死亡するシーンは見るのも辛く、腹が立つキャラが死亡するシーンはとても爽快です。

ですが、最初はツンツンしていたキャラが実は有能で正義感のあるキャラだった、という展開もあるので、キャラクター達の心情の変化も楽しく観れました。

この作品は、とにかくゾンビは引き立て役で、人間ドラマがメインだという作品です。